インフルエンザの特効薬として有名なタミフルをご存知ですか?タミフルの効果や副作用などは特に注目を集めていますが、原材料に中華料理などでも使われている香辛料の八角が使われているってご存知でしたか?

タミフルが開発されるまで

タミフル開発の歴史は、始まりを1983年まで遡り、インフルエンザウイルスの分析が進んだ事が誕生の切っ掛けになります。
タミフルが誕生した当時は、時期的にコンピュータの性能進化が実現した頃で、インフルエンザの研究が飛躍的に進んだ時期と重なります。
その後は1995年まで研究は続けられますが、直ぐに商品化される事はなく、1996年になって初めて製造と販売が始まりました。
タミフルが日本に登場するのは、米国の販売からだいぶ後で、5年後の2001年に保険適用となってから普及し始めています。
インフルエンザを引き起こすウイルスの表面には、タンパク質が存在しているので、これに作用する事が出来ればウイルスを無害化可能と考えられています。
タミフルは、正にこの考えを元に開発されているので、ピンポイントでインフルエンザを沈静化させる事が出来る薬です。
他の薬とは違って、タミフルはその他のウイルスや細菌に作用する事がなく、人の組織や細胞にも影響を与える事が少ない安全性が確認されています。
タミフルが作用したウイルスは、存在する場所から活動を始める事が出来なくなるので、その結果拡散や分離をする事が不可能になります。
ウイルスが拡散しなくなれば、体中に影響を与える心配が小さく出来ますし、症状を悪化させる心配も小さく変わります。
タミフルは、増殖も抑える事が出来る薬なので、広がりを食い止めるだけではなく、リスクの増加も阻害する事が可能な薬といえます。
従来とは違う発想から生まれたタミフルは、これまでの薬とは違う歴史を持つので、他の薬と合わせて選べる複数の選択肢を生み出したり、新たな治療法を確立する事に成功した歴史的な医薬品です。